キャリア開発・能力開発のカウンセリング |
就職、転職の見通しが難しい、成果主義による評価の導入など、雇用の現場は、大きく変ってきています。従来は、終身雇用で、一度「会社」に入れば、指示された業務を期待された範囲で努力していれば、なんとなく安泰でした。とくにトラブルを起こさなければ、教育のチャンスなどを与えられて、そのレールを歩いていけば、だいたいの将来が予想できていました。ところが、今は、会社そのものが生き残る為に、リストラによって全体的に正社員を減らしたり、部門をまるごと売却してしまうなど、雇用環境が激変しています。
また個人ごとの目標管理がきびしくなってくると、職場の同僚にもなかなか弱音も言えないですし、アイデアもやたらと話してしまわずに自分が先に着手しなければいつの間にか仕事がなくなってしまうような恐れを感じている方もいます。
このような状況の中で、サラリーマンは、自分のプロフェッショナルといえる分野を、常に自己研鑚し、その能力に見合った報酬を得られるように、生き残っていく必要が生まれています。また、今までの得意分野だけに固執せずに、自分自身のキャリアをどう作っていくか、今の自分の実力を自覚し、何が得意で何が苦手なのか、今後どういう分野の力を伸ばしていきたいのか、など、従来は、上司や人事が考えてくれた自分の身の振り方、活用の仕方を、これからは、自分で管理して行くような、企業内でありながら、フリーの感覚で自分を常に管理する、そんな態度が必要になってくる状況があります。派遣の雇用形態が増えていることもこういう感覚を今までより求められている背景になっています。
そこで、自分のキャリアを管理し、自己実現をするために、−−
そんな目的にも、カウンセリングは、利用できるのです。アメリカでは、転職が非常に一般的だというのは、有名な話ですが、働く人々は、「自分は、何をしたいのか」「何ができるのか」ということを常に意識し、それを明確化して行動に移す為のキャリア相談というのを、よく利用しています。進路の問題というのは、学校を卒業するときだけでなく、一生、付合う問題だからです。同様に、日本でも、正社員を減らし、派遣社員やパートなど、いろいろな働き方が増えてきているので、今後は、大切な問題になってきているのです。