カウンセリングの利用状況 (99/5/11更新)
初めて利用される方から、他の方の利用状況についていろいろ質問されることがあります。ここでは、どんなふうに利用されているかという概略をご紹介します。参考になれば、と思いますが、他の人と同じである必要もありません。「行きたいなあ」と思ったら、お気軽にどうぞいらしてください。(1999年1〜4月の利用状況から集計しました)
相談内容 割合 (1)人間関係について ■■■■■■■■41% (2)恋愛について ■■■■18% (3)性格・癖について ■■■17% (4)仕事について ■■■■■24%
「カウンセリングは、テレビの人生相談みたいな悲惨な境遇の人や、精神的な病気の人がいくところじゃないか」という特別なイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、実際には、日常的なお話が大半です。「こんな悩みで行ってもいいのでしょうか?」とほとんどの方がおっしゃいますが、ご本人にとって、今、困っている、ということであれば、利用していただける場所です。
それぞれの方の悩みは、実際にはいろいろな要素が影響していますので、とても複雑で、単純に分類できません。そこで、この集計では、利用者が最初におっしゃった悩みについてカウントしました。実際には、一緒に話し合っていくうちに、他の観点や、自分の考え方について、深く気づいていくことがよくあるようです。
また、心と体は、分けられないもののようで、不眠や「なんとなくおっくうな感じ」など、体の不調や気分についてのお話が出てくることもよくあります。
でも、ここには、書ききれないデリケートなこともたくさんあり、また、ひとりひとりまったく違うものなので、ここに載っていないことでも、まったく構いません。
性別 割合 (1)女性 ■■■■■■■■■■■■59% (2)男性 ■■■■■■■■41%
面接時間 割合 (1)60分 ■■■■■■■■77% (2)30分 ■■23%
利用経験 割合 (1)初めて利用する ■■■■■■■71% (2)他のカウンセラーや医療機関を利用したことがある。 ■■■29%
こちらから、質問したわけではないのですが、たまたま、お話の中で、そういう言葉が出てきたもので、載せてみました。
利用回数 割合 (1)1回 ■■■■■■■71% (2)2回以上 ■■■29%
「どのくらい通えばいいのでしょうか?」と尋ねられることがあります。利用する方の感じで、やりたいだけ続けていただくことになっています。ご本人が、どのくらい困っているか、今、どこまで解決したいか、など、一人一人事情が違うので、やりながら出てくる感じで決めていただいています。多いのがいいとか、少ないのがいいとか、いうことはありません。
最初の1回で、終える方もたくさんいらっしゃいます。
- なじまないなあ、と思ってやめる。
- それから先は、自力でやってみたい。
- なんだか、気がすんでしまった。
- 当面のことは何とかなった。まだまだ根本的に取り組みたいことがあるけれど、それはまた、チャンスが来たら、続きをやりたい。
- これからは、「困ったらこういう場があるんだ」って思えば、がんばっていけそう。
また、2回目以降の利用をする方に、さらにご利用を続けていただくようにこちらから押し付けることはありません。だんだん楽になってきたとか、もう大丈夫、という感じが出てきたら、自然とやめたくなっていくので、その流れにそっていきます。
職業割合 (1)会社員・派遣社員 ■■■■■■■■■■■■59% (2)学生 ■■■■18% (3)主婦 ■6% (4)自営/フリー ■■12% (5)不明 ■6%
特にこちらから質問はしていないのですが、たまたま話の流れで、おっしゃった場合をカウントしました。特におっしゃっていない場合を、不明というところにカウントしました。
いろいろなケースがあるので、まとめて言うことができないのと、利用後の調査をしていないので、一般論としてはなんとも言えません。また、利用後に変化したとしても、カウンセリングだけの影響と断定するのは、独善的にも思えます。
ここで報告できることは、利用後におっしゃっていただいた言葉のうちいくつかを紹介することです。
- すっきりしました。
- なんだかわからないけれど、前よりうまくいっています。
- なんだかわからないけれど、○○してました。(○○ができない、という悩みでいらっしゃった方)
- 自分の中に、答ってちゃんと用意していたんだな、ということがわかりました。
- 遠い夢のように思っていたことと、現実のことがつながって、自分が今やることが見つかりました。(進路に悩んでいた方)
- 話してみて、自分は、つくづく○○したいというのが、よくわかりました。(二つの選択で悩んでいらっしゃった方)
- 自分は、いい人に見られたいってがんばっていたことに気づきました。
- 自分をもっと好きになってみようかなと思ってきました。
こういう意見がいいとか、こうならなければいけないのではありません。一人一人問題も違えば、状況も違うし、やり方も違いますので、ご本人のやりたいペースですすんでいきます。
こちらのほうから、「○○したほうがいい」とか、「○○について考えてみましょう」とか、「あなたの○○が問題だ」ということは、まずありません。そういうことをやって、物事がうまく変わっていくように思えないのです。利用者の方が、無理なく解決できる人に変っていけるように、一緒に話し合うような時間にしたいと思っています。
ですから、上に挙げた感想がある一方で、私がアドバイスをしないことに不満な方もいらっしゃると思います。
- どうしたらいいのか、教えて欲しかった。
- 問題点を指摘して欲しかった。
など、直接おっしゃる方もいれば、そう言いたいお顔をなさっている方もいらっしゃいます。事細かな苦情については、直接耳には入ってきていないので、はっきりしたことは、わからないというところです。